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ロリでオタでも

旧名・ロリでオタでも早稲田を目指す

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恋なの?何なの?

先週書いたとおり、今日もデートだったんだけど
まあ、聞いてくださいよ。

何と言いますか、アレなんですよ。
雰囲気は良いんですよ。
話題も尽きることも無ければ、笑顔が絶えることも無い。
コース自体も今回は完璧だったと思うし(前々日の予習が利いた)
あの子も相当満足してる感じでした(見た限りでは中野の時以上?)
僕自身にも今回は余裕があって、中野じゃまったくもってできなかった気遣いを(自分なりに)してあげられましたけど
ましたけど
ましたけどね。
悪い意味で緊張感が無さ過ぎたね、今回のデートは。


会ってる人には再三言ってますけど
Sさんはうちの従姉妹の姉さんにすんごい似てるんですよ。
何が似てるって具体的には言えないんだけど
全体の雰囲気というか、オーラというか、とにかくそっくりなの。
だから、何か一緒に歩いているとノスタルジックな気分に成ってくるんだよね。
こんなの女の子と居て、絶対持つような感情じゃないんだけどさ。
とにかくもう、懐かしいの。
従姉妹の姉さんとよく遊んだ小学生時代を、思い出したり何かしちゃってさ。
和んじゃうって言うのかなぁ。
上手く言葉で表現できないけれど
どうも一般の女性に抱くような、やましい感情とかそういったものが
あの子といるとまったく沸いてこないんですよ。


この複雑な感情は何なんだろう……
とりあえず、仲の良い友達では終わらせたくはない。
何としても、次のデートで手くらい繋がないとなぁ。
タイミングがイマイチわからないけど。

でもなぁ、何か違うんだよな。
そういうのじゃない、いやでも、こんなにナチュラルに気があって好みな子も……
何なんだろう、恋とは少し違うのかもしれないけど、でも……
あー、わかんない。
ただ間違いないのは、どうであれ、僕はあの子の事が好きなのだ。
世間一般で言う男女の『好き』とは、少し違ってきているのかもしれないけれど
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| 雑記 | 02:04 | comments:8 | trackbacks:0 | TOP↑

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幸せ探し

困ったことにさ。
幸せになる方法は何通りもあるんだよね。
本当に気の遠くなるほどの数の幸せが、人生には転がっていてさ。
だからさ、人は時として思いもよらない幸せを拾ってしまう時があるわけよ。

するとさ、人は今まで探していた幸せの扱いに困惑するのよ。
どうしよう、って。
その思いがけなく拾った幸せだけで、たしかに充分幸せで
この不毛な宝探しゲームを続ける理由が無くなっちゃうんだもん。

あー、僕よ。
いつまでも不満足なソクラテスでいてくれよ。
現実をあまり愛してやらないでくれ。
そんなに執着しては、世界が作れなくなってしまう。




もう贅沢が染みつくと人って恐いね。
はい、ここで話は変わります。
実は先日(というか、前回の記事ですが)
『mixiの方も読みたいよぉ』
なんて僕のことが好きで好きで堪らない女子中学生から(注・脳内補正)
嬉しいコメントをいただきました。
ええ、相当な物好きな方がおられるようですね。
日本国の人口一億四千万は伊達じゃないです。

あ、っておちょくってすみませんです……
嬉しかったのは事実です。
ありがとうございます。
こんな下らないブログに毎回足を運んでくれるなんて
読者の方々には何とお礼を申して良いことやら。
大学入ってから、少し更新がおざなりになっていますが、これからもよろしくお願いしますね。

で、話をmixiの方に戻します。
ニックネームはハルハラです。
たぶん検索掛ければ、一発で出ると思います?
飛んで上智云々、柔道云々書いてあれば確実にビンゴです。
その場であしあと消すなり、マイミク申請するなり好きにしてくださいな。
ただ、にちゃんに晒されるのはちょっと嫌……かな、うん。

では、そんなことで。

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| 雑記 | 02:47 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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春うらら

昨日書いたmixiの方の日記では生意気言って
『もう後は詰め将棋だよ(プゲラ』
とか言ってたけど、ちょっと修正させてください。

何で、って返信来ないんですもん。
メールの返信がね、来ないの。
最後はクエスティオンマークなのに、来ないのよ。

そうするとさ、また性懲りもなく
考えなくて良いことを考えてしまうわけですよ。
この前、会った友人にも
『考えすぎるとハルハラマジキモイから、あんまり考えない方が良いよ』
とか言われましたけど、でも、考えてしまうわけです。
『うん、大丈夫。来週の土曜も空いてるよ☆』
『6月中の金曜日で空いてる日ある?文芸部終わった後、N君と飲みに行きたいなって……』
あの台詞は全部社交辞令なんじゃないか
って疑ってしまうわけですよ。


だって、思い返せばあのデートは最悪でしたもん。
Sさんに歩調を合わせないわ
昼飯マックだわ
聞きたくもないアニメの蘊蓄垂れ流すわ(Sさんは大してオタクじゃ無かったのです)
格安で売ってるフィギュアの前で数十分、買うか買わないかで逡巡するわ(しかも結局買わない)
コスプレの服屋では、コスプレの衣装をSさんにくっつけては
『うはwww超ハルヒwww』
とか嫌がるのも気にせず、勝手に興奮するわ
メイド喫茶ではいちいち流れるアニソンに対して、解説始めるわ
思い出しただけで、死にたくなりますよ、ホントに。
フィールドが悪かったとはいえ、僕は少し自重するべきでした。


あー、せっかく来た春を逃したらどうしよう……
茶道の名家で色白で胸も小さくて文学少女で
こんな絵に描いたようなヤマトナデシコ
この先絶対出会えるわけがないのに……

とりあえず、今週の土曜日だ。
今度は絶対完璧なデートをしてやる。

| 雑記 | 22:20 | comments:4 | trackbacks:0 | TOP↑

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とりあえず報告

こっちの方で報告まだだったんで、一応報告しておきますけど
えーと、何かデートするらしいです。
キモオタの関東地区代表みたいなハルハラが
見目麗しい文学少女にデートに誘われたらしいです。
『買い物付き合って』とね。

大学生活とは何が起こるのかわかりません。
灰色灰色ほざいていましたが、ようやく僕の大学生活にも光が差したようです。
あっさり目の報告になっちまってますが、実際はすごく嬉しかったりしてます。
だって誘ってくれた子が、初対面から良いなぁ、と思ってた女の子だったんですもの。
趣味とか(オタ趣味を含め)好きな作家とか、とにかくナチュラルに一致していて
こんな偶然は奇跡としか言えないわ、なんて柄にもなく運命をたりも(言い杉w)

まあ、言いたいことは色々とありますが
とりあえずは土曜のデートが終わるまでお待ちください。
え?買い物に誘われただけで浮かれすぎ?
ハッハー、しょうがないだろー、キモオタなんだから

| 雑記 | 00:30 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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【短編?になる予定】黒い羊と一匹狼

世界は灰色だった。
楽しい、嬉しい、そんな感情はとうの昔に忘れてしまった。
ただただ憂鬱だった。いや、憂鬱も通り越していたかもしれない。
私のする選択はいつも2つしかなかった。
死のうか、まだ生きようか。
それ以外に、考えることは何も無かった。



中学二年。
人の一生の中で一番不安定な時期だと、世の人は言う。
中学二年生である私自身、それを自覚している。
いや、自覚させられるとでも言った方が良いのかな。
だから、自分はこんなに酷い仕打ちを受けているのか、と妙に納得してしまうのだ。
教室の扉を開けると、30余りの視線が一斉に私に突き刺さる。
その視線に例外なく含まれる侮蔑と嘲笑を感じて、私は目を伏せた。
これから1日の中で最も長く、最も苦しい時間が始まるのだ。
私は真っ直ぐ自分の席に向かう。
そして、机に鞄を置こうとして固まった。
「はぁ……」
もはや馬鹿馬鹿しいくらいだった。
机には油性のマジックで書かれた卑猥な文字と絵が書かれていた。
所謂悪戯書き。イジメの十八番にして、ボクシングで言うとこのジャブ。挨拶のようなものだ。
机を持ち上げて私は教室を出て行く。
使っていない机の置いてある旧校舎に行って、この机と交換してくるのだ。
そうして、机を持ちながら廊下を歩いていると、そこかしこから私を嘲り笑う声が聞こえてくる。
もう慣れた、とは言えない。
外傷であっても、心の傷であっても傷はいつかは癒える。生きている限り絶対に。
でも、せっかくできた瘡蓋をさらに傷つけられては、癒えるわけがない。
むしろ、傷は悪化する。さらに深く、さらに残酷に傷は抉られていくのだ。
私は教師に見つからないように注意しながら、旧校舎に続く渡り廊下を渡った。
バレてはいけない。ちっぽけなプライドだけど、お母さんにだけはこの事を知られたく無かった。
たった1人で身を粉にして働きながら私を育てて、私立の有名な女子校にこうして入れてくれたのだから。
そんなお母さんを悲しませるような事はしたくない。あの合格発表の時の笑顔を思えば尚更だ。
無事、机を取っ替えて私は教室に戻った。
始業5分前の教室には、1人を除いた女子生徒全員が登校していた。



授業が始まって10分。不意に教室の後ろの扉が開いた。
「すんませーん。遅れましたぁ」
大して悪びれることなくそう言って、女子生徒は窓側の一番端っこの自分の席に座る。
彼女の名前は、鴻巣聡美。品行方正な優等生が多いうちの女子校には珍しい、不真面目な生徒だ。
「遅れましたで済むと思ってるのか。大体お前は何回目だ」
「先生の授業だけで3回ですね」
「反省する気は無いんだな」
「無いですね。朝、弱いんで」
めんどくさそうに欠伸をしながら、鴻巣さんは答える。
でも、その姿がただだらしないだけでなく、格好良く映ってしまうのは偏に彼女のルックスが、桁外れに良いからだろう。
ぱっちりとした大きな目は人目を惹き、ウェーブの軽く掛かった長髪は滑らかに美しく、校則すれすれの薄いメイクはその美麗な容姿にさらに磨きを掛けている。
そして、凹凸のはっきりした理想的なボディライン。女性としてはもう、鴻巣さんは完璧だった。
「ったく、次遅刻したら三者面談だからな。覚悟しとけよ」
「はい、すんません」
怠そうにそう言うと、鴻巣さんは頬杖を付いて授業を聞くでもなく、ぼんやりと外を眺め始めた。
こんな彼女だから、当然うちのクラスでも浮いていた。
そして、私と同様ハブられていた。でも、彼女と私は大きく違う。
彼女はそれを一向に意に返さないのだ。
いや、むしろそうして1人でいることを楽しんでもいるようだった。
言うなれば、名誉ある孤立。19世紀後半のイギリス。
彼女は孤立していることを快く感じている。それが私と彼女の違いだった。



お昼の時間になった。教室が俄に騒がしくなり、仲の良い者同士が集まり集団を構成していく。
学校にいる時間の中でも一番辛い時間だ。
ハブを食らってる私にとって、このお弁当タイムは針の筵でしかない。
暖かなお喋りは嫌でも自分の孤独を感じさせ、時折投げられる憐れみの目は私の心を刺し貫いていく。
そんなものに耐えられるはずがない。だから、私はいつものように席を立つ。
向かうところは……女子トイレ。学校でただ1つ独りになれる場所。
一番奥の個室を開けて便器に座る。
そこまで来て、ようやく心が落ち着いてくる。
情けない話、私にとってここだけが学校の中で唯一、心が安らげる場所だった。
大袈裟に秘密の聖域、何て言ってもいいかもしれない。……まあ、臭いといい、狭さといい欠点は山程あるけれど……
お弁当の包みを開けて、お弁当を取り出す。
一人きりの寂しいお弁当タイム開始。
「いただきます」
お弁当箱を開けると、彩り豊かなおかずが顔を出す。
アスパラのベーコン巻き、ブロッコリー、プチトマト、出汁巻き卵、タコさんウインナー。
全部私の大好きな物ばかり、どれもお母さんが朝早くからせっせと作った物だ。
それらを見ていると、不意に涙が滲んだ。
「負けてらんないな……」
自然と呟きが漏れる。そう、負けていられない。お母さんのためにも私は耐えなければならない。
私はゴシゴシと涙を拭いて、一口お弁当を口に運んだ。
美味しい。頑張ろう、なんて柄にもない感情が沸いてきてしまう。
ハブられて、人と話せないのはたしかに辛いけど、それが何だって言うんだ。
別に独りだって良いじゃないか。鴻巣さんだって、独りだけどあんなに堂々としてるじゃないか。
そう自分に言い聞かながら、私は二口目を口にはこ……
バシャン
何かが降ってきた。見上げると、ニヤニヤと意地悪な笑みを浮かべるクラスメイトが私を見下ろしていた。
次に自分の服を見る。びしょ濡れだった。
そこで、私はようやく気が付いた。
水を掛けられたのだ。
バシャン
もう一杯、バケツいっぱいの水が降ってくる。
カランカラン
つい私はお弁当箱を落としてしまう。床に散らばる色とりどりのおかず。
それらを見ていると、また涙が滲んだ。
何が聖域だ。汚されてるじゃないか……
バシャン
拾い集めようと手を伸ばした拍子に、さらにまた水が降ってくる。
おかずが吐瀉物のように、バラバラに散らばっていく。
もう耐えられそうもなかった……
「ヒック……ヒック……」
ごく自然に、涙が零れた。
惨めだからなのか、悲しいからなのか、辛いからなのか、悔しいからなのか。
もう何で泣いてるのか、自分がわからなかった。
「えぐっ……」
止めようと思っても、涙は止まらない。
もう、ダメだと思った。
聖域も逃げ道も学校という檻にはありはしないのだ。



黄色い線の外側に立っていた。
立っているだけで、足首が何か得体の知れないものに引きずられそうになる。
都市伝説の類だと思ってたその噂も、あながち嘘ではないようだ。
2歩。たった2歩で解放される。そう思うと、気持ちが随分軽くなった。
『こんなんで死ぬなんて!』
『命を何だと思ってる!』
『苛めが何だ、下らない』
きっと、私が死んだら大人達はそう言うのだろう。
何も知らないで……微塵もわからないで!
私達、中学生は檻から出られないのだ。檻の中の世界が、私達のすべてなのだ。
大人達はそれを理解してくれない。
『もっと広い視野で、人生はそんなものじゃない』
そんな事を言うのなら、私を檻から出して欲しい。
逃げ道のないこの檻から、手を差し伸べて出して欲しい。
プァァァァン!
電車が警笛を鳴らす。
音の方向を見れば、緑色の電車がホームに滑り込むところだった。
これで……終わり。終わるのだ。
1歩踏み出してみる。
プァァァァァァン!
けたたましく警笛が鳴る。
でも、警笛が鳴っても電車のスピードは大して変わらない。電車は急には止まれない。
ふと、今までの出来事を思い出す。ああ、なるほどこれが走馬燈というヤツか。
たしか、初めはハブだったかな。
休み明けの月曜日、教室に入ってみると私は空気になっていた。
いないもの。存在しないもの。そんな風に扱われる私。
ある意味ではアレが一番辛かったかもな、なんてそんなことをぼんやりと思いながら、私はさらに一歩踏みだし……
バンッ
た?じんわりと頭が痛む。後頭部を打ったらしい。
痛む?こんな物なんだろうか。死ぬっていうのは。
ぼんやりとした頭で辺りを見回すと、驚いたことに誰かが私の上に覆い被さっていた。
うちの学校の制服を着た、私より少し体が大きい女の子……
「危ないな。轢かれるぞ、電車に」
轢かれるつもりだったのだ。まったく何て空気の読めない子なのだろう。
一体どんな子だ、と思って顔を上げると……
「鴻巣さん!?」
驚いた。よりにもよって、クラスメイトに助けられるなんて。
「そんな驚くことでもないだろ……」
ったく、と悪態を付きながら鴻巣さんは立ち上がる。
「頭打ったりはしてない?」
そう言って、鴻巣さんは私に手を伸ばす。
「だ、大丈夫です」
手を握って持ち上げて貰う。すごく温かな手のひらだった。
「気をつけなよ。轢かれたら怪我じゃ済まないんだから」
パンパンと自分の服に付いたゴミを払いながら、鴻巣さんは言う。
何で鴻巣さんが私を助けたのか。正直、私にはわからなかった。
私と鴻巣さんは話した事も無いのだ。お互い名前くらいしか知らないのに。
「ん?ほらほら、ボッとしてないでちゃんと払いなよ」
さわとお尻に付いたゴミを払われる。
「ひゃん!」
「変な声出すなよ」
「だ、だって急に触るから」
「お前がボッとしてるのが悪いんだろ。そんなゴミがいっぱい付いた状態で電車に乗ったら笑われちゃうよ」
「……ごめんなさい」
私は慌てて服に付いたゴミを払う。
「……あの」
「何?」
鴻巣さんは私に視線を向ける。
ハブにされていたせいか、その当たり前のことが妙に嬉しかった。
「どうして助けたんですか?」
「はぁ?」
目を見開いて驚いた顔をする。
そして、めんどくさそうに頭を掻いて、鴻巣さんは続ける。
「どうしても何も、あんな風にホームに立ってたら誰だって助けるだろ」
「誰だって助けますか?」
「当たり前だよ。助けない人のが珍しい」
それは本当に当たり前なのだろうか。
それが当たり前に思えないのは、私が悪意に晒されすぎたからなのだろうか。
「ありがとうございます」
一応お礼を言っておく。
「良いよ……当然のことしただけだから」
ぷい、と恥ずかしそうに鴻巣さんはそっぽを向く。
鴻巣さんのそういう仕草は、とても可愛らしく見えた。容姿とのギャップがまた良いのかもしれない。
私はそんな鴻巣さんの姿を、微笑ましい気持ちで眺め……
くぅぅ~
ていたら、不意にお腹の虫が鳴った。
そういえば、お昼を台無しにされてから結局何も食べていなかった。
頬が熱くなるのを感じる。何という失態。何という恥さらし。何という……
「腹減ってるの?」
「ち、ちちち違います。今のは今のは……」
別の言い訳をしようと思って言葉を探すが、もっと最悪な言葉にぶち当たり私は口を噤んだ。
「今のはお腹の音です」
「違わないじゃん」
呆れたように鴻巣さんは言って、鞄を漁り始めた。
そうして、カロリーメイトを一本取り出した。何というのか備えが良い。
「あいつらに台無しにされたんだろ、弁当。食べなよ、少しは腹の足しになるだろうから」
「……良いんですか?」
「良いよ、腹減ってるんでしょ?」
「でも、あんまり優しくすると、みんなに……」
そう言う私を鴻巣さんはおかしそうに笑う。
「苛められるって?どうせ私もハブられてるし変わらないよ」
「……じゃあ、いただきます」
受け取ってパッケージを開けてがぶり付く。
パサパサした触感とチョコレートの味が口いっぱいに広がった。
「……美味しい」
そう言うと、不意に視界が揺らいだ。
どうやら、涙が出てきたらしい。
たぶん、こうした優しさにここ数ヶ月あんまり触れられなかったせいだろう。
自分で思っているより、きっと嬉しいんだ。
「おいじい」
「……って何で泣いてるんだよ、お前。何? 不味かったの?」
フルフルと首を振る。もう声は出せなかった。声を出そうと思っても、それはすべて嗚咽になってしまう。
「ひっく……ぐすん……ありがと……ひっく」
「わかった。わかったから、もう泣くなよ」
オロオロと鴻巣さんは辺りを見回している。
結局、私は鴻巣さんにまた迷惑を掛けてしまった。
「ああ、もう!」
さわりと頭に何かが触れる。
私はすぐにソレが鴻巣さんの手だと気が付いた。
暖かくて、優しい、でも女の子らしく繊細な手。
それが私の頭の上に載っている。
「私が泣かせてると思われるからもう泣くなよ、お願いだから」
「う゛ん……」
「……また泣いている」
鴻巣さんの手が優しく私の頭の上を上下する。
こうして私を宥めてくれているのだろうか。
その優しさがたぶんとても嬉しかったんだと思う。
だから、私の涙は止まらなかった。
「あ゛りがとう゛」
涙声になりながら、私はもう一度しっかりお礼を言った。
そして、私はいっそこの優しい狼に食べられてしまいたい、と心の底から思った。




いじめを題材にした短編を書きたいなぁ、なんてぼんやりと思ってたら
なぜか百合と核融合してしまいました。
やっぱり女の子同士の恋愛って美しいわぁ……

えーと、読んだらわかると思うんですけど、散々長引かせたくせに、結局完結してないです。
むしろコレから本編みたいな感じです……ごめんなさい。
先が思いつかないんですね、はい。
でも、せっかく書いたし、途中でも良いかな、って妥協して……

あー、もうすみません。
何かアドバイス等あったら、よろしくお願いしますー

| 雑記 | 00:31 | comments:5 | trackbacks:0 | TOP↑

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昔の僕は結構ナチュラルに狂ってた、と思う。
んでもって、そんなナチュラルに狂ってた自分に少しも羞恥を感じていなかった。
むしろ、そんな自分を誇りに思いさえした。

でも、今の僕は……
自分が恥ずかしくて堪らない。
もう今じゃ
『M字開脚より、四つん這いのが好き。だって何だかお得やん』
なんて言えないし
『やっぱり女子小学生のタンクトップってぇ、最高だと思うのよ。
あのチラリと横から見えちゃうピンクの蕾は、僕の理性を吹き飛ばすには充分だね』
とも言えないし
『聞く度に思うけど、エロゲ声優のフェラ時のボイスはすごいね。もうアレは芸術を通り越して奇跡だよ。だって、声だよ、声だけでだよ、僕のムスコがギンギンになっちゃうんだよ?臨戦態勢だよ?相手さえいればいつだって(ry』
とか、もう恥ずかしくて絶対言えない(書いてるけど)

僕の頭がさ、人と話すのにいちいち検閲を加えるんだよね。
これはアウトだの、これはセーフだの。
うだうだうだうだと。
もちろん、気の置けない友人達には検閲を加えないけど
でも、やっぱりそういう下らない話をしてる時に
羞恥を感じる自分がどこかにいるのは、いつだって同じなんだ。
昔はそんな僕どこにもいなかったのに……

最近、当たり障りのない会話をする機会が増えた気がする。
バイト先もクラスもサークルも、そこにはどこにも僕がいない。
代わりにそこにいるのは、僕の抜け殻。
毒にも薬にもならないツマラナイ退屈な会話をする機械のような僕。
でも、ソイツは間違いなく僕なんだ。
そして、絶対に認めたくないけどソイツは段々と僕を侵し始めている。
僕になろうと、虎視眈々とヤツは僕を狙っているんだ……


……あー、何だこの精神異常者の日記は……
新作の方はもう少し、もう少しだけお待ちください。

| 雑記 | 03:42 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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