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ロリでオタでも

旧名・ロリでオタでも早稲田を目指す

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【ちょい長めSS】人魚と語らふとき

朝日を見ようと夜中に家を出て、僕はようやく防波堤の突端に辿り着いた。
未だに海は墨を溶かしたかのように黒く、どんよりと僕の足下で唸っていた。
時折飛びかかる波しぶきが肌を撫で、海から吹く突風が足をすくおうとする。
やはり、来なければよかった……
そう思わずにはいられない。命の危険を冒してまで、朝日を見たいとは思わなかった。
足をすくわれないように恐る恐る腰をおろし、水平線へと目をやった。
何も見えない。ただ色の異なる暗がりが、世界を二つに割ってるだけだった。
早すぎたのかもしれない。
そう思って腰を上げた瞬間、波に襲われた。
危うく持ってかれそうになるが、足を踏ん張りソレを堪える。
無駄な抵抗かとも思ったが、案外波の力は弱く、去った瞬間も僕の足は防波堤にくっついていた。
自分の足腰の強さに惚れ惚れする。海に勝った、と友人に自慢でもしよう。
が、水浸しである。
「ひっくし…!」
思わずくしゃみ。初夏と言ってもまだ寒い。しっかりしろ、温暖化。
「ぬ?」
くしゃみをした方向に、何かがいた。
女の子が倒れていた。
12、3歳くらいの何とも可愛らしい女の子だった。しかも思わず監禁して鬼畜プレイを強要してやりたくなるくらいに、トロそうな顔をしている。
そしてさらに驚くことに、上半身は裸であった。ただ、俯せになっているためにその胸の全容を知ることはできない。
それでも何も身につけていないのには、そそるものがある。いやむしろ、ミロのヴィーナス現象(いわゆる美の偶然性云々かんぬん)で、隠されていた方がそそられる。時として、抽象は具象を凌駕するのだ。
そして、下半身は……
青かった。そして固そうだった。およそ人類の言う足のようなモノは、生えていなかった。
そう、彼女は人魚だったのだ。
「いやいやありえんありえん」
思わず口に出る否定。こういう時は触るに限る。見てわからないならば触るしかない。

ふにゃり

ああ。思わず胸に手を伸ばしてしまった。
それにしても柔らかい。αゲルで妄想を膨らましていたのが、まるで馬鹿のようである。百聞は一見にしかず、全然感触が違う。
淫猥な感触の中に、生きているのだと感じさせるたしかな強さがそこにはある。そう。それは、写真からは決して伝わらないたしかなリアリティ……
「んん……」
刺激に気が付いたのか、人魚はゆっくりと瞳を開けた。もちろん、そのうちに両手は撤退させておく。
「あ、あわ人間さんです!」
そう言って、急いでまた海に戻ろうとする。
しかし、これで逃がしては人類の名が廃る。今こそ万物の頂点たる力を見せてやる。
えいっ
と、意気込み思いっきり足(正確に言えば尻尾)を踏みつける。
「あぎゃぁぁ!」
漫画チックな悲鳴を上げて、人魚はその場にうずくまった。
「う、うぐぅ。獲物に噛みつかれるとは」
ピクピクと痙攣。まるで殺虫剤を掛けられたゴキブリのようである。
しかし引っ掛かる。
「獲物?」
ぷい、と俺の質問を無視する。
「なあ」
「……」
答える気はまるでないようだ。
も一回踏んでやる。
水中ではどうか知らないが、防波堤では俺のが立場上上である。
「あ、あぎゃぁぁ!」
小刻みに痙攣。あるはずのないSっ気が、むくりと起きあがってきそうだ。それくらい彼女の反応は良い。すこぶる良い。
「痴漢です!変態です!警察に捕まえてもらうです」
おそらく俺が捕まる前に、彼女が東大でホルマリン漬けにされそうなものだが……
「なあ、もしかして俺を食べようとしたのか?」
「……そうですよ。人間さんは私たちの大事な食料ですから」
悪びれる風もなくケロリと彼女は、口を割った。
もう踏まれるのが嫌だったんだろうか。しかし、何としてももう一度踏みたかった。
踏んで『あぎゃああ!』と喘ぐ声を聞きたい。痙攣する肢体を拝みたい……
「でも人間さんも苦労してらっしゃるようですねぇ。どうして死のうと思ったんです?」
死のう?何やら彼女は誤解をしてるようである。
別に俺は死のうと思ってここに来たわけでなく、ただ朝日を拝みに来ただけなのに。
「あれ?人間さんどうしたんですか?まさか触れてはいけない心の瘡蓋に触れてしまいました?すんませんねぇ、私うっかりさんですから、ついつい無神経な事を言ってしまうんですよね。何て罪な女なんですかねぇ、ふふっ」
と、謝罪めいた言葉を言ってはいるが、まったくもってその意思は感じられない。
むしろ、どこか楽しそうですらある。きっと、その心の瘡蓋とやらを抉るのが、彼女の楽しみだったりするんだろう。
「根本的な誤解があるようだから言っておくが、俺は別に死にに来たわけじゃないぞ」
「へ?だってこの時間に海にいるんですよ?」
あわわ、と少しずつ人魚の顔は青ざめていく。
「いや朝日が見たくってさ。それって、何か都合が悪いのか?」
「……」
チラリチラリと周囲を見渡し、やがて安心したように息をつく。
「ということで、私があなたを襲ったことは、忘れてください」
「どうして?」
「んー端的に説明するとですね、タブーなんですね、タブー。わかります?日本語で禁忌。英語でタブーです」
「つまり自殺者は食って良いけど、それ以外は禁止されてると?」
「そうです。そうです。人間さんのくせに物わかりが良いですね」
何だか人類が馬鹿にされた気がする……
「それで人間さんはどうして朝日を見に来たんですか?」
なかなか鋭い質問をしてくれる。この話の流れでこの質問は、たしかに妥当なのだが。
果たして人魚は俺がここに来た理由を理解してくれるだろうか。いや、理解はしてくれないだろう。
笑われて終わりか、それとも妙な笑顔で適当な事を言われて、誤魔化されるか。それでも、俺は正直に答えることにした。
相手が人魚だからだろうか。笑われても小馬鹿にされても引かれても、何だかそれがどうってことないように思えてしまったのだ。
「好きなモノを確認しに来たんだ」
「好きなモノ?」
「そう。好きなモノ。自分が何が好きだとか、何をしたいとか、色々とわからなくなっちゃってさ。だから、綺麗な朝日を見たら何か見えるかな、って」
我ながら青臭いな、と思う。
でも、人間迷っているときは藁にも縋りたい気分なのだ。それこそ、こうして夜中に家を飛び出してきてしまうくらいに。
「んなわけないんだよな。別の好きなモノを確認したところで、嫌いになりそうなものをまた好きになれる何て事はありえないんだよ。物事ってさ、何でも因果があるだろ。論理とも式とも言うかもしれない。それに乗っ取って世の中は動いてて、人の思考もそれと同じで……」
だんだん話が抽象的になっているのが、自分でもわかる。同時に酔ってきている自分にもまた気が付く。
こういう観念的な話をし出すと、どうにも自分が賢くなったという錯覚に陥るから困る。本当はそんなわけもなく、ただ脳のメモリーの無駄遣いをしてるだけなのに。
「そうですかね?」
俺の熱弁の合間に、人魚は不意に口を挟んだ。
「思考は因果だけで成り立つものですか?」
「つまり?」
彼女は踏みつけている俺の足をどけ、尻尾を器用に用いながら隣に腰を下ろす。
逃げる気はないようで、ジッと俺の顔を眺めながら言葉を選んでいるようだった。
そして、確信に満ちた表情で再び口を開いた。
「人間の思考は感情の干渉を避けられますか?何もすべて因果に基づいてるわけではないと、私は思うのですけど」
そこで、だからと彼女は言葉を切る。
そしてほんの少し微笑みながら、再び口を開く。
「だから、朝日を見られたら……その嫌いになりそうなモノもまた好きになれるかもしれませんよ?まあ、人間さんはソレに薄々気が付いてたからこそ、こうして海に来たのでしょうけど」
さらに付け加えるようにも一つニコリ。その笑顔もさることながら、俺はもう一つ別のモノに目が釘付けになっていた。
正直、自分を情けなく思う。なかなか良い説教をくらっておいて、またそういう方向に思考が及んでしまうのは、本当に恥ずべき事だと思う。痛感している。
でも、俺は男の子なのだ。仕方が無いじゃないか。
ごくり、と息を呑んで、再び俺はそれに視線を移す。
目の先にあるは、桃色の突起。質の良い絹糸のように白く輝く小さな胸に、控えめに佇む桃色。またの名を乳首。
それはそれは美しかった。だから、もちろん勃起した。激しく勃起した。勃起しすぎて、我慢汁が股の内側をつたっていくのが、わかるほど勃起した。
それほどまで官能的で淫猥で、そして可憐だった。本当に文句の付けようもなく素晴らしい乳首である。
だから、俺の腕は理性を越えた。
触れる。乳首に。感触は良いようもない。形容する言葉が見つからない。ただ、俺は幸せだった。
「な、何するんですか!」
目を点にした人魚が、怒鳴るまでに30秒は掛かったと思う。
たしかに、考えてみればおかしな話だ。相手の事を思い少し良い台詞を言ったら、乳首を触られる。
彼女が呆然としてしまうのも良くわかる。
「い、いや作者が勝手に」
あながち間違いではない。
「とにかく指を、離してください!」
そう言われて初めて、まだ乳首を指で摘んでいることに気が付く。
そこで始まる本能と理性の戦いに、辛くも勝利し、俺はようやく指を離した。
「これ、だから……はぁ…はぁ……お猿さんからののし上がりは嫌なんです!」
胸を両手で必死に隠しながら、キッと人魚は真っ赤な顔で睨み付けた。
「たしかに思考は感情と本能の干渉は逃れられないな」
我ながら上手い誤魔化し方だ。
まあ、誤魔化しとは言うが、これならば朝日を見ることで少し考えを変えることができるかもしれない。
「ああもうっ!今度何かしたら、絶対警察に通報してやりますから!」
怒ったように頬を膨らませるが、人魚は隣から動こうとしなかった。
「もう海に戻っていいんだぞ?」
「人間さんに指図されるつもりはありません。人間さんはお猿さんと変わりません、特にあなたは変わりません、お猿さんそのものです。そんな人の話に耳を傾ける気なんてありませんから!」
ぷいぷい、とさらに怒ったご様子。
仕方がないので、水辺線へと視線を戻す。
光が見えていた。暗がりの狭間から、はい出るように橙色の光が漏れていく。
朝日。紛れもなく朝日だった。
「~♪」
唄が聞こえた。
その唄はどこか懐かしく、それなのに新鮮で
「~~♪」
唄の詞に意味はない。ただ音律だけが、俺の心を震わせた。
甘い感じが満たされていくのがわかる。恐ろしいほどの心地良さが、意識にフィルターを掛けていく。
それはまるで、現実から汚いモノを排除し、綺麗なモノだけを選び取っていくようで。
「~~~♪」
目に映る朝日が本当に美しかった。
今まで霧の掛かっていた世界が、急に晴れ渡り何もかもが鮮明になった気がする。
美しさ。これまで当然と思っていたモノすべてに、感動が生まれるような幸福感。
空の青、海の白波、鼻を撫でる潮風、うち寄せる波の音、そしてそれらを感じられる現実。
ああ。
お礼を言おうと思った。こんな大切な事に気が付かせてくれて、ありがとう、と。
でも、人魚はもういなかった。
「ありがとう」
だけれど俺は呟いた。
だって、まだ唄は続いていたんだから。


あとがき
突発的に書いたから意味不うぇ~い。
読み返して見たら粗いっぱいで恥ずかしいけど
掛けた時間がもったいないんでアップしますた。
誰も見てくれないかもしれませんが
ブログにアップすることによって自己満足に浸れるんですね、はいw
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| 小説 | 01:58 | comments:3 | trackbacks:0 | TOP↑

すんごいロリポエムですね。


ま、めげずに(何にだ)書き続けてください。

| あけお | 2008/05/03 15:20 | URL |

初めて読んだwww
学校でいつも本読んでただけあって文がうまいな(*´I`*)ハァハァ

ついおれも我慢汁が股w(ry

| うっぽー | 2008/05/04 01:35 | URL |

返信

>あけお
うむ
もう浮かんだらつらつら書くことにするよw
というか、最近コレくらいしか娯楽がない。
ああ、エロゲー買う金ほすぃ。

>うっぽー
褒めてくれてありがとう。
我慢汁が出てくれたなら何よりw
やっぱり小学生くらいのおっぱいは最高だわぁ

| ハルハラ | 2008/05/04 19:38 | URL | ≫ EDIT















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